みちのく金融マンのつぶやきブログ(旧「メタセコイアの宿り木で」)

みちのくを拠点に生活している金融業界歴十数年のサラリーマンです。心と身体を休めつつ、はんなりとした日々を送っています。

(通巻第46号)‗月刊金融市場レポート‗2024年3月分

皆様、お待たせいたしました。

当方にて2024年3月の金融市場に関するレポートをまとめました。よろしければお時間のある時にお目とおしください。

(注:下記リンク先をクリック。ソース元はすべて公表資料などに基づきます。)

月刊金融市場レポート‗2024年3月分(通巻第46号)

drive.google.com

 

- 過去分 -

月刊金融市場レポート‗2024年2月分(通巻第45号)

月刊金融市場レポート‗2024年1月分(通巻第44号)

月刊金融市場レポート‗2023年12月分(通巻第43号)

月刊金融市場レポート‗2023年11月分(通巻第42号)

月刊金融市場レポート‗2023年10月分(通巻第41号)

月刊金融市場レポート‗2023年9月分(通巻第40号)

月刊金融市場レポート‗2023年8月分(通巻第39号)

月刊金融市場レポート‗2023年7月分(通巻第38号)

月刊金融市場レポート‗2023年6月分(通巻第37号)

以下遷移先に、過去1年分(第25号から第36号まで)のリンク先を記載しております。

fin-agora-3.hatenablog.com

 

野村AM_日経レバレッジETF・DインバースETF・原油先物ETFの純資産推移(設定来~2024年3月末)

1.日経レバレッジ・Dインバース型ETF

  • 2024年3月末における野村アセットマネジメントが設定・運用する日経レバレッジETFの純資産は前月比0.2%減・5.3億円減の2,578.6億円、同ダブルインバースETFは同13.4%減・220.2億円減の1,427.8億円、2ETF合計は同5.3%減・225.6億円減の4,006.4億円に。年度末の決算期を控え、最高値圏にある日経平均のポジションを一旦手仕舞う動きか。内訳等の詳細については、【下グラフ1】を参照。

<グラフ1:野村AM‗日経レバレッジETF・DインバースETFの純資産推移(設定来~2024年3月末)>

NAM‗202403

 

2.原油先物ETF

  • また、同社が設定・運用する原油先物ETF(同1699)の純資産は前月比18.9億円増の266.4億円に。OPECプラスは自主減産の延長を決定したものの事前に織込み済みのためマーケットへのインパクトは少なく、原油価格は伸び悩み。【下グラフ2】を参照。

<グラフ2:原油先物ETFの純資産推移(設定来~2024年3月末)>

NAM‗oil202403

参照)野村アセットマネジメント(NEXTFUNDS)ウェブサイト

nextfunds.jp

日経225オプション日次建玉残高及び同プットコールレシオの推移(2024年3月)

先日5日、JPX傘下の大阪取引所より2024年3月の月間統計資料が公表された。

  • 3月末における日経225オプション取引建玉残高(未決済約定)は、プット・コール合計で前月11.7万枚増の約127.4万枚。日銀の金融政策変更を受けて、マーケットでは今後の実体経済への影響を見極める動きも。 内訳の詳細は下【グラフ】を参照。
  • 相場の強弱感を示す指標とされるプットコールレシオは前月末比0.091pts増の1.693ptsと、やや弱気に振れた。

<グラフ:日経225オプション日次建玉残高及び同プットコールレシオの推移>

PCR‗202403

出典)大阪取引所ウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成

 

参照)大阪取引所ウェブサイト

www.jpx.co.jp

グローバルETF・ETP市場の概況(2024年2月)_ETFGI

先日18日、ETF専門リサーチ・コンサル会社の英ETFGIより2024年2月のグローバルにおけるETF・ETP市場の概況が発表された。

  • 2024年2月末時点のグローバルにおけるETF・ETPのAUM(Asset Under Management;純資産総額)は、過去最高となる約12.25兆ドル(約1,837兆円)に。2月中の純資産流入額も過去最高となる116.30十億米ドルとなり、この結果、57か月連続でETF・ETP市場は資金流入超となった。内訳等の詳細については、【下グラフ】を参照。
  • 当月資金流入額上位20本のETFの中に本邦籍ETFはなし。その他の内訳は、米国籍が10本、中国本土が7本、フランス・英国・その他が各1本の順だった。
  • 2024年2月末時点のグローバルにおけるETF・ETPの上場本数は12,063本(他市場への重複上場等を含めると24,216本)、ETF・ETPの設定・運用を行うアセットマネジメント会社は735社、63か国・80取引所に上場している。

<グラフ:グローバルETF・ETP市場の概況(2024年2月)>

ETFGI‗202402

出典)ETFGIウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成・一部加工。なお、ETP(Exchange Traded Product)はETF(Exchange Traded Fund;上場投資信託)に、ETN(Exchange Traded Note)やETC(Exchange Traded Commodity)、ETV(Exchange Traded Vehicle)等の亜流を加えた総称。ETFよりも概念が広い。

 

参照)ETFGIウェブサイト

etfgi.com

デリバティブ取引所のカテゴリー別・地域別シェア‗2024年2月

先月21日、米国先物業協会(FIA)から2024年2月分のデリバティブ取引所のカテゴリー別・地域別シェアが公表された。

  • 2024年2月の全世界におけるデリバティブ総取引高は、前年同月比92.4%増(前月比2.7%減)となる約162.8億枚と10カ月連続で月間取引高が100億枚を突破。特にもオプション取引は同126%増の約141.9億枚と引き続き全体をけん引し、その殆どはアジア太平洋地域(中国本土)によるものだった。2月分の内訳等の詳細については、【下表及び下グラフ】を参照。
  • また、2月末時点の総取組高(未決済約定)は前年同月比13.8%増(前月比7.4%増)の約12.9億枚だった。

<表・グラフ:デリバティブ取引所のカテゴリー別・地域別シェア‗2024年2月>

FIA‗202402

出典)FIAウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成・一部加工

 

参照)FIAウェブサイト

www.fia.org

中国6大先物取引所のデリバティブ取引高推移(~2024年3月)

先日2日、中国期貨業協会(CFA)より2024年3月の中国6大先物取引所(上海、大連、鄭州、CFFEX、INE、広州)のデリバティブ取引高(確定版)が公表された。

<グラフ:中国6大先物取引所のデリバティブ取引高推移(~2024年3月)>

China‗202403

出典)CFAウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成

 

参照)中国期貨業協会ウェブサイト

www.cfachina.org

 

日本銀行によるETF/J-REITの買入れ並びにETF貸付け推移‗【終了】

(お知らせ)

2024年3月19日付け日銀の金融政策決定会合において、金融政策が一部変更(ETFおよびJ-REITの買い入れが廃止)されたことを受け、該当ホームページが削除されました。これにより以後の更新ができなくなったため、データ収集を終了することといたします。

本ブログ読者の皆様にはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。by水曜日のクマ

(通巻第45号)‗月刊金融市場レポート‗2024年2月分

皆様、お待たせいたしました。

当方にて2024年2月の金融市場に関するレポートをまとめました。よろしければお時間のある時にお目とおしください。

(注:下記リンク先をクリック。ソース元はすべて公表資料などに基づきます。)

月刊金融市場レポート‗2024年2月分(通巻第45号)

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- 過去分 -

月刊金融市場レポート‗2024年1月分(通巻第44号)

月刊金融市場レポート‗2023年12月分(通巻第43号)

月刊金融市場レポート‗2023年11月分(通巻第42号)

月刊金融市場レポート‗2023年10月分(通巻第41号)

月刊金融市場レポート‗2023年9月分(通巻第40号)

月刊金融市場レポート‗2023年8月分(通巻第39号)

月刊金融市場レポート‗2023年7月分(通巻第38号)

月刊金融市場レポート‗2023年6月分(通巻第37号)

以下遷移先に、過去1年分(第25号から第36号まで)のリンク先を記載しております。

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野村AM_日経レバレッジETF・DインバースETF・原油先物ETFの純資産推移(設定来~2024年2月末)

1.日経レバレッジ・Dインバース型ETF

  • 2024年2月末における野村アセットマネジメントが設定・運用する日経レバレッジETFの純資産は前月比7.0%増・170.2億円増の2,583.9億円、同ダブルインバースETFは同9.6%減・174.3億円減の1,648.0億円、2ETF合計は同0.1%増・4.1億円増の4,231.9億円に。日経平均が34年ぶりに最高値を更新する中、マーケットでは今後の推移を慎重に見極めようとする動きも。内訳等の詳細については、【下グラフ1】を参照。

<グラフ1:野村AM‗日経レバレッジETF・DインバースETFの純資産推移(設定来~2024年2月末)>

NAM‗202402

 

2.原油先物ETF

  • また、同社が設定・運用する原油先物ETF(同1699)の純資産は前月比18.9億円増の266.4億円に。OPECプラスが自主減産を延長するとの観測から、1バレル当たり80米ドルと原油価格は底堅く推移。【下グラフ2】を参照。

<グラフ2:原油先物ETFの純資産推移(設定来~2024年2月末)>

NAM‗oil202402

参照)野村アセットマネジメント(NEXTFUNDS)ウェブサイト

nextfunds.jp

日経225オプション日次建玉残高及び同プットコールレシオの推移(2024年2月)

先日7日、JPX傘下の大阪取引所より2024年2月の月間統計資料が公表された。

  • 2月末における日経225オプション取引建玉残高(未決済約定)は、プット・コール合計で前月11.7万枚増の約138.0万枚。日経平均が34ぶりに最高値を更新するなどファンダメンタルズは引き続き好調なものの、マーケットでは日銀による金融政策の変更を意識して強弱が入り混じる展開に。 内訳の詳細は下【グラフ】を参照。
  • 相場の強弱感を示す指標とされるプットコールレシオは前月末比0.074pts増の1.602ptsと、やや弱気に振れた。

<グラフ:日経225オプション日次建玉残高及び同プットコールレシオの推移>

PCR‗202402

出典)大阪取引所ウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成

 

参照)大阪取引所ウェブサイト

www.jpx.co.jp