みちのく金融マンのつぶやきブログ(旧「メタセコイアの宿り木で」)

みちのくを拠点に生活している金融業界歴十数年のサラリーマンです。心と身体を休めつつ、はんなりとした日々を送っています。

角館

前からずーっと行きたいと思っていた、みちのくの小京都・角館。

近年は本場京都と同様にアジア系のお客さんが多く昔の風情がなくなったと聞き、行くのを泣く泣く諦めていた。ただ、先日秋田駒ケ岳に登って秋田県にいることだし、ここは足を延ばしてみようと車を走らせる。JR在来線を走る秋田新幹線「こまち」(E6系はカッコイイ…)を横目に見ながら、仙北市へ。

 

市内を流れる桜の名所・桧木内川近くの駐車場に車を止めて、昼下がりに角館武家屋敷へ。本通りに出ると、観光客は自分一人だけ。えっ、ここでまさかの角館一人貸し切り状態発生!?(1番目の写真)

時々聞こえる鳥のさえずり以外は、無音。人通りはおろか車もほとんど通らないので、昔大学院で文化財を専攻していた時の血が蘇り、一人スマホのカメラで撮影大会。途中で入った青柳家の庭園も風情があって、凄くよかった(2番目の写真)。お土産のもろこし(※)屋さんの店員さんに話を聞いてみれば、今回のコロナ騒動で外国人観光客はゼロ・国内客もほぼなくなり、これまでにない深刻な打撃を受けているとのこと。人が少なくて個人的にはラッキーだったけれど地元で事業を営む人にとってはまさに死活問題なため、経済の再起動法を考えないと立ち行かなくなってしまうなと複雑な気持ちになった。

※ 小豆粉を型打ちした秋田県の伝統菓子。自然な甘さで美味。

f:id:fin-agora-3:20200712091741j:plain

f:id:fin-agora-3:20200712091744j:plain

f:id:fin-agora-3:20200712091748j:plain

Kakunodate, Traditional Bushi homes and gardens

その後小一時間ほど市内を散策し、初夏のみちのくの小京都を満喫。まちのいたるところで枝垂桜の古木を見かけたので、また春にでも来ようと思い、角館を後にした。

 

↓みちのくの小京都・角館に興味を持った方は、こちら(なんか、もはや金融系ブログというより登山と観光の案内サイトみたくなってきたなw)♪

田沢湖角館観光協会ウェブサイト