さて、八幡平アスピーテラインから少し脇道に入ったところ(「学習院前スノーシェルター」を出てすぐ右手)に、御在所湿原なるものを見つけたので車を走らせる。
いつもの通り、駐車場には私のほかに1台のみ。遠くに旧松尾鉱山のアパート群が見えるほかは、ときどき鳥のさえずりが聞こえるぐらいで、まるで静寂そのもの。入り口から5分ほど歩くと視界が開け、小路に出る。ワタスゲなどが咲き誇るさまに感動して振り返ると、奥に岩手山を望むことができた(1番目の写真)。
気分をよくしてさらに奥へと足を進めると、いよいよ目的地の五色沼(赤沼)だ。案内板を読むと、何でも水に含まれる酸化鉄によって湖面の色が変化することからこの名がついたとか。そして、私が行った時の湖面は濃いエメラルドグリーン色(3番目の写真、条件によっては透き通るような青色になるらしい)。往復で30分弱の散策だったけれど、リフレッシュできて満足したのだった♪
8/8追記 現地のガイドさんから連絡があり、昨日五色沼を案内していた折にツキノワグマの親子と遭遇したとのこと。幸い熊の方から去っていったようで何事もなかったようですが、改めて気が引き締まる思いがしました。
8/26追記 3回目の五色沼チャレンジで、念願のミルキーブルーの湖面(下写真)とご対面。夏は紫色の竜胆も咲いていて、一見の価値ありです。