岩手の西側って行ったことがないなーと思い、手元の地図を見ると「降る滝」なる文字が目に留まる。何でも、女神山（めがみやま）の麓にある落差40mもある直瀑と聞いて、これは是非見に行かねば！と車を走らせる。
寄り道をしていて、お昼過ぎに秋田（大曲）へと続く県道12号線に入る。と、あれよあれよと余裕のある2車線から心もとない1.5車線になり、滝へと続く横道に入ったならば完全なる砂利道に。大体分かってましたけどね、この展開。この時点で終点の駐車場まで残り6キロ。すまん相棒（スバル）よ、いつも馬鹿なドライバーを許してくれ。引き返したいが転回場所すらないため、文句を言いながらひたすら前進。25分ぐらい走ったところで、姫神山登山口へと続く駐車場に。すでに午後2時を回っていたので急いで装備を整え、降る滝を目指す。
「七折の滝（ハイキング②）」も良かったが、ここ降る滝もアプローチからして下前川が流れていて気持ちがいい。子どものとき以来に川霧（1番目の写真、奥手）を見ることができたのは、ちょっとした感動だった。途中、白糸の滝と岩清水（3番目の写真）の勇姿を見つつ、さらに奥へ。一歩進むごとに、空気の中の湿り気が増していくのが分かる。スタートから30分ほど歩いたところで、ズドドドドドドドドドーとの大音響が耳に届く。目を向けると、はるか遠くに降る滝の姿が。葛巻町の風車も大きくてカッコよかったけれど、降る滝も負けずにデカカッコよい！人工物もいいが、自然美もまた格別なり。テンションの上がった私は滝の根元まで行き、たっぷりと水とマイナスイオンを浴びてきたのでした。充電完了♪
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