みちのく金融マンのつぶやきブログ(旧「メタセコイアの宿り木で」)

みちのくを拠点に生活している金融業界歴十数年のサラリーマンです。心と身体を休めつつ、はんなりとした日々を送っています。

登山⑲_縦走_兜明神岳、岩神山

「兜明神岳」。聞くだにカッコイイその名前、いつか登ってやろうと虎視眈々とその機会を待っていた。気が付けば初秋、糸のように細い雨が降りしきる中、区界(くざかい)高原に向けて車を走らせていた。

 

麓の区界高原ウォーキングセンターに車を止め、レインウェアを装着し準備は万端。まずは、隣の岩神山(いわがみやま)を目指すことに。登山道は他の山と同じく、杉林を抜けると葉が色鮮やかなブナ林が広がる。さっきまで小雨が降ってたこともあり、土の匂いがそこら中から香ってくる。途中では水場もあり、登りやすい山だなぁーとルンルンして先へ進む。途中、「馬っこ広場」なる広大な草地(3番目の写真)に出るが、霧がかかった雰囲気がなんともいえず良かった。もうね、これはドラ●エの世界ですよ、ホントに♪

ところどころに案内標識が出ているので、それに従ってずんずん行く。道端には枯れたワラビが沢山あり、これは春に来たら採り放題だなとひとりごちる。これといった難所もないまま電波塔のあるピークのような開けた場所に出たので、まさかここじゃないよなと思ったら近くに岩神山頂上の案内が。なんとも実感のないまま、岩神山頂上(1,103m)に到着。残念だったのは、木々が生い茂っていて全く展望が開けていなかったこと。一休みして、本日のターゲットである兜明神岳へ。

 

再び「馬っこ広場」へと戻り、今度は兜明神岳方面へと足を向ける。地元の小学生とかが訪れているためか、登山道が広々と整備されていてとても歩きやすい。あっという間に「かぶと広場」までたどり着き、あとはラストアプローチを残すのみ。と、出てきました鉄鎖(5番目の写真)。こんなこともあろうかと、ワーク●ンで手袋を持ってきたのだ!うんしょ、こらせと岩肌をよじ登る。雨のためか、少し滑ったがなんとかクリアー。で、頂上は?と思って横を見るとこれまた高ーい岩肌が。頂上はこの上でした。orz 高所恐怖症でガクブルになりながらも、手と足がつけられるだけのスペースを見つけて一つ一つ登っていく。やっと頂上の祠(1,005m、最後の写真)に着いたときには、手袋の中は冷や汗でベトベトに。登るよりも下りる方がもっと怖いと知ったのは、この後でしたw

 

■備考:東北百名山、岩手20名山

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Mt. Kabutomyoujin-dake, Mt. Iwagami-yama

 

↓兜明神岳、石神山に興味を持った方は、こちら。

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