ども、水曜日のクマです。
約半年間にわたって続けてきた登山ですが、冬季に入ったため今シーズンは一旦終了。という訳で、はなはだ手前味噌ではありますが、2020年に登った山たちの中からお薦めを5つほど選んでみました。皆様が岩手県にお越しの際に参考にしていただければ幸いです。
第1位‗田代山・駒木立(こまきだて)
所在地:八幡平市、県道30号線沿いにある「田代山つつじサン燦道口」が登山口
標高:田代山945m、駒木立987m
体力度:★☆☆☆☆、技術度:★☆☆☆☆、パノラマ:★★★★★
登山口へのアプローチの良さは勿論、登山道も厳しいところはなく非常に登りやすい山。下草も刈られており、登山初心者であっても往復4時間も見れば十分。晴れた日は目の前に七時雨山、その向こうに岩手山が並び立つ何とも贅沢で雄大なパノラマを楽しむことができる(写真)。春にはヤマツツジ、夏にはアザミやリンドウ、秋には紅葉と四季に応じた楽しみ方ができる点も魅力。
第2位‗畚岳(もっこだけ)
所在地:八幡平市、樹海ライン(県道318号線)沿いにある登山口(冬期閉鎖)
標高:1,578m
体力度:★☆☆☆☆、技術度:★☆☆☆☆、パノラマ:★★★★☆
登山口へのアプローチの良さ・登山道の容易さは群を抜いており、登山初心者にお勧めしたい山、ナンバーワン。ほぼ9合目から始まるため頂上まで30分ほどと登った感を味わう前に山頂へ辿り着いてしまうが、眺望は申し分ない。晴れていれば岩手山、八幡平、秋田駒ケ岳などといった岩手の名峰は勿論のこと、秋田の森吉山までも望むことができる。
第3位‗秋田駒ケ岳
所在地:雫石町、岩手県側は国道46号線から入った国見温泉に登山口(冬期閉鎖)
標高:1,637m(男女岳)
体力度:★★★☆☆、技術度:★★☆☆☆、パノラマ:★★★★★
花の百名山の名にふさわしい山で、1年を通して登山者を楽しませてくれる。近年有名になった駒池周辺の通称「ムーミン谷」(写真はそれを上から撮ったもの)は雰囲気十分で、一見の価値あり。初心者向けから難易度の高いコースまで対応しており、どのレベルの人を連れて行っても満足できる懐の深い山である。
第4位‗姫神山
所在地:盛岡市、国道455号線から入った広域農道脇に城内登山口
標高:1,124m
体力度:★★☆☆☆、技術度:★★☆☆☆、パノラマ:★★★★☆
登山者も多く、女性一人でも安心して登ることのできる山。一本杉登山道がメジャーだが最後の岩場がなかなかの難所のため、個人的には比較的なだらかな城内登山道をお勧めしたい。「岩手山の奥様」と言われるだけあり、山頂から望む岩手山はただただ美しい(写真)。
第5位‗赤林山
所在地:矢巾(やはば)町、県道162号線から入った矢巾温泉郷に登山口
標高:855m
体力度:★★★☆☆、技術度:★☆☆☆☆、紅葉:★★★★★
いわゆる里山の一つで、知られざる紅葉の名所。1合目から4合目までは急登に次ぐ急登なので、それなりに体力がないと辛い山(転落防止用のロープ有)。その代わり、5合目以降に登山道を覆うブナ林の紅葉の美しさは形容できないほど。まるで黄色のトンネル。色々な山を登ってきたが、この標高でこれだけ見事なブナ林はあまり見たことがない。
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