制度開始以来の日銀による指数連動型上場投資信託受益証券(ETF)及び不動産投資法人投資口(J-REIT)の買入れ並びにETFの貸付け推移は、以下の通り。
- 日銀によるETF買入れ状況について、2021年2月単月の買入回数・総額は19回・717億円(うち、設備・人材投資に係るものは18回・216億円)となり、これまでの累積買入れ額(簿価)は35兆7,352億円(うち、設備・人材投資に係るものは1兆4,352億円)となった。2月の買い入れは1回・501億円のみで、約5年4カ月ぶりの少なさに。内訳等の詳細については、下の【①表及びグラフ】を参照。
- 同様に、日銀によるJ-REIT買入れ状況について、2021年2月単月の買入回数・総額は2回・24億円、これまでの累積買入れ額(簿価)は6,778億円となった。
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<①表・グラフ:日本銀行によるETF/J-REITの買入れ推移>
2.ETFの貸付け
- 日銀によるETF貸付け状況について、2021年2月単月の貸付日数・総額は6日・81億円と拡大傾向に急ブレーキ。これまでの累積貸付け額は4,893億円(89日)となった。内訳等の詳細については、下の【②グラフ】を参照。
- また、2月末時点のETF貸付残高は前月比661億円減の1,993億円に。
出典)日銀ウェブサイトに掲載されたデータを参考に、筆者にて作成
参照)日本銀行ウェブサイト