ユニバーサル。辞書を引けば、「一般的な」「普遍的な」「万人向けの」といった意味である。今では、「すべての人にやさしい」という意味のユニバーサルデザインの方が人口に膾炙しているのかもしれない。
実は、私・水曜日のクマには個人的に是非ともユニバーサルデザインに対応してほしいものが2つある。1つ目は牛乳パック。昔からこれが上手く開けられず、Google先生などで簡単な開け方を検索して実践するのだが、いつもきまってどこかが破れてしまい、容器に注ぐ際にボトボト垂れてしまう。2つ目は刺身などについている醤油パック。「こちらがわのどこからでも切れます」・・・、おーい、全然切れないのですが。無理やり開けようとして暴発し、内容物が飛び散ることもしばしば。もはやカオスw
生まれつき手足が多汗症(ベタベタする)というのもあるのかもしれないが、日常のちょっとしたことで不便・不自由さを感じてイライラしてしまう。ただ、この体験は悪いことだけではなく、今自分自身が携わっている金融業にあって自分たちが当然と思っている商品・サービスが実はお客様にとって使いにくいものはないかと見つめなおす契機ともなっている。
「使う人の立場になって考える」ことは、商売の一丁目一番地なのだ。