本日11日、ETF専門リサーチ・コンサル会社の英ETFGIより2022年4月のグローバルにおけるETF・ETP市場の概況が発表された。
- 2022年4月末時点のグローバルにおけるETF・ETPのAUM(Asset Under Management;純資産総額)は、前月比7.4%減の約9.34兆ドル(約1,214兆円)に。3月中の純資産流入額は31.42十億米ドルとなり、1~4月までの累計流入額は337.11十億米ドルに。この結果、35か月連続でETF・ETP市場は資金流入超となった。内訳等の詳細については、【下グラフ】を参照。
- 当月資金流入額上位20本のETFの中に本邦籍ETFはなし。20本の内訳は、米国籍が17本、中国2本、スイス1本だった。
- 2022年4月末時点のグローバルにおけるETF・ETPの上場本数は10,286本(他市場への重複上場等を含めると21,122本)、ETF・ETPの設定・運用を行うアセットマネジメント会社は630社(前月比+2)、63か国(前月比+1)・80取引所(前月比̟+1)に上場している。
<グラフ:グローバルETF・ETP市場の概況(2022年4月)>
※ 今月分の上グラフにおけるデータの更新はなし。
出典)ETFGIウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成・一部加工。なお、ETP(Exchange Traded Product)はETF(Exchange Traded Fund;上場投資信託)に、ETN(Exchange Traded Note)やETC(Exchange Traded Commodity)、ETV(Exchange Traded Vehicle)等の亜流を加えた総称。ETFよりも概念が広い。
参照)ETFGIウェブサイト