先日1日、中国期貨業協会(CFA)より2022年3月の中国5大取引所(上海、大連、鄭州、CFFEX、INE)のデリバティブ取引高(確定版)が公表された。
- 2022年3月における中国5大取引所のデリバティブ総取引高は前月比55.40%増の6億6,343万983枚、同デリバティブ総約定代金(想定元本ベース)は同62.44%増の56万9,200億人民元となった。取引所別の内訳等の詳細については、下【グラフ】を参照。
- また、2022年1月~3月までの中国5大取引所のデリバティブ累計取引高は前年同期比17.07%減の約15億3,346万枚、デリバティブ累計約定代金(同)は同9.02%減の128万6,100億人民元となった。
- 深圳や上海などの一部大都市でロックダウンがなされたものの、引き続き過去最高圏で推移。
<グラフ:中国5大取引所のデリバティブ取引高推移(~2022年3月)>
出典)CFAウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)中国期貨業協会ウェブサイト