みちのく金融マンのつぶやきブログ(旧「メタセコイアの宿り木で」)

みちのくを拠点に生活している金融業界歴十数年のサラリーマンです。心と身体を休めつつ、はんなりとした日々を送っています。

コロナ禍のドラックストアで思ったこと

どうも、水曜日のクマです、お久しぶりです。

先週末から大規模な寒気が襲来して、あっという間にみちのくの街を白く染め上げてしまいました。この週末は朝から愛車(+駐車スペース)の除雪をエッサホイサとやっていて、休みなのに疲れるという訳が分からない事態にw

 

年末年始に向かってまっしぐらといきたいところですが、新型コロナウイルスの猛威は凄まじく、会社でも会議をすればその中に一人は必ず欠席者(本人が罹患又は濃厚接触者のため)が出る勢いで、独り身である私もいつ罹っても良いようにポカリ(🄬)とレトルトのおかゆを常備しています。

で、数日前に知り合いが罹ったというのであれこれ支援物資を運んだりしていたのですが、「解熱鎮痛剤(仮にAとします)が欲しい」というので、アパート近くの某ドラッグストアへ(最近は店舗数も増えて遅くまでやっているので便利になりました)。店内の解熱剤コーナーに行き、店員さんにAの空箱(「本製品は第一類医薬品のため、お客様は空箱をお持ちの上、お近くの店員にお声がけください」とあった)を渡す。開口一番、「あー、これね、今日は薬剤師がいないから明日以降でお願いします」と彼(登録販売者)に言われ、空箱は没収。私はあまりのことに怒りすら忘れて、その店を後に。

次のドラッグストアでも同様の目にあったので、近くの個人経営の薬局を探す。はい、土日だから休業だってさ!揃いも揃って、バカバカしくなってしまったので、更に別のドラッグストアに行って、入って早々「第二類医薬品でいいからAと似たような効用の奴をください」と言って、有無を言わせず購入。

©いらすとや

色々と面倒くさい規制があるのは分かるけれど、休みの日に患者がドラッグストアに行って何もできないのが令和の日本の姿。そもそも、リアル店舗にリアル薬剤師なんかいらんやろ、マジで。常時接続可能なZOOM(🄬)かTeams(🄬)なんかで、お客さんが問いかけたら答えてくれる端末が店頭にあって、それに患者が話しかけるスキームじゃいかんの?

それに登録販売者の彼も、駄目ですねーだけじゃなくて「Aは第一類医薬品なので無理ですが、第二類でも同じような効用のBとかCがあるのでこれなんかどうですか?」とオルナタティブ(代替策)を提示できないものなのか?多分知人は(たまたま家にあった)Aが欲しいと言っただけで、A以外のBとかCは死んでも嫌だというのではなかったはず。。。

新型コロナウイルスでその脆弱さが露わになったわが国の医療体制だが、ハード面もさることながら、医療関連スタッフの再教育といった底上げなどソフト面も充実させトリアージ的なことを実施することで、医療崩壊回避に向けた(「適切な医療サービスを適切なタイミングで必要な患者へ」)一定程度のボトルネック解消に役立つのではないかと思った一日だった。