本日2日、中国期貨業協会(CFA)より2020年10月の中国5大取引所(上海、大連、鄭州、CFFEX、INE)のデリバティブ取引高(確定版)が公表された。国慶節(1日~8日まで)の連休の影響で、主に農産物系の取引高が落ち込みが目立った。
- 2020年10月における中国5大取引所のデリバティブ総取引高は前月比24.06%減の4億7,412万5,523枚、同デリバティブ総約定代金(想定元本ベース)は同27.83%減の33万1,600億人民元となった。取引所別の内訳等の詳細については、【下グラフ】を参照。
- また、本年1月~10月までの中国5大取引所のデリバティブ累計取引高は前年同期比48.80%増の約47億3,945万枚、デリバティブ累計約定代金(同上)は同42.70%増の335万9,600億人民元となった。
<中国5大取引所のデリバティブ取引高推移(~2020年10月)>
出典)CFAウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)中国期貨業協会ウェブサイト