本日(10:00)、大阪取引所より2020年11月の月間統計資料が公表された。
- 11月末における日経225オプション取引の建玉残高(未決済約定)は、プット・コール合計で前月16.2万枚増の約187.8万枚。内訳の詳細は下【グラフ】を参照。
- 相場の強弱感を示す指標とされるプットコールレシオは前月末比0.08減の1.76ptsと、やや強気に振れた。
ー 新型コロナウイルス向けワクチン開発への期待の高まり等を受け、11月の日経平均株価はおよそ30年ぶりとなる上げ幅を記録。一方で、ブレグジットに係る英・EU最終交渉が膠着状態になったことが心理的な重しとなり、今年最後のメジャーSQを前に積極的にポジションを取りづらい状態が続く。
<グラフ:日経225オプション日次建玉残高及び同プットコールレシオの推移>
出典)大阪取引所ウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)大阪取引所ウェブサイト