「クェ、クェ、クェー」
夕方、はるか上空のほうからけたたましい声がする。夕焼け空を見上げれば、すごい数で編隊飛行をしている白鳥の群れが北へ向かって飛んでいく(下写真)。後からも次々と同様の規模の群れが飛んできては、猛スピードで北へと飛び去っていく。人間でいえば、目的地に着くまでの間おしゃべりをしているようなものだろうか。それにしても、一糸乱れずに飛ぶ姿は、バックの夕焼けと相まって感動的だ。
聞けば、彼らが北へと帰ると長かった冬が終わり、春の訪れが近い印だそう。はじめてのみちのくとなった今年の雪の量と寒さは半端ではなかったが、スキーや冬山登山など、まだ楽しめるうちに満喫しようと思うクマなのだった♪^^