みちのく金融マンのつぶやきブログ(旧「メタセコイアの宿り木で」)

みちのくを拠点に生活している金融業界歴十数年のサラリーマンです。心と身体を休めつつ、はんなりとした日々を送っています。

クマ、マダニに刺される

どうも、毎週末、愛車をかっ飛ばして手あたり次第に山を登っている私・水曜日のクマです。今日は先月わが身に降りかかった恐ろしい思い出を書きます。

 

とある日曜日の夕方、午前中に山を一つ登り、部屋でのんびり寛いでいた時だった。何気なく右足の膝周りを見ると違和感が。「あれ、こんなところにホクロなんてあったけ?」、そう思って触ってみるとホクロらしきものが動いた。「ーーーー!?(声にならない悲鳴)」、もう一瞬で理解しました。これ、やばい奴だ。

ピコピコと動いていたのは、マダニの足の部分。頭のほうは皮膚深くに突き刺さり、押しても引いてもうんともすんともしない。これは参ったなと、Google先生にご相談。曰く、絶対に自分で抜こうとしてはならず、すぐに医療機関を受診すること。しかし、この時点で日曜の夜になっており、月曜日は外せない会議が入っている。結論、自分で抜くしかない。マダニ目掛けて塩をこれでもかと載せ、上から余っていた日本酒をぶっかける。待つこと5分、お酒に酔ったのか動きがなくなったマダニを水平に引き抜く。ブツンと音がして、口だけが綺麗に患部に残った状態(写真、真ん中のホクロのように見えるのがマダニの口)。取り敢えず、本体部分は包丁の柄の部分で粉々にし排水溝へ。

f:id:fin-agora-3:20210822210738j:plain

幸い、患部が小さかった(2ミリ弱)のでカッターナイフで周りの肉ごと切り抜き。患部を消毒して、2週間の潜伏期間を怯えながら過ごすことに。無事に何ともなく過ぎたものの、もうあんな思いは二度としたくないと装備を見直したのでした(+登山後は必ず温泉に入って汚れを落とす)。

注)マダニが媒介する感染症重症熱性血小板減少症候群SFTS)」の致死率は6~30%(発症時)と新型コロナなんかより遥かに高いため、医療機関を受診することを強くお勧めします。

 

関連記事)毎日新聞

mainichi.jp