本日13日、投資信託協会から2021年11月末時点における本邦ETF市場に係るデータが公表されていたので、日本銀行が進めるETF買入れ状況と合わせて概観する。
- 2021年11月末時点の国内籍ETFの純資産残高は前月比2兆6,779億円減の60兆1,469億円。株価が下げた一方で、日銀が買入れを進めるETFの残高(簿価)は36兆3,137億円(設備・人材投資に係るものを含む)と変わらずだったため、簿価ベースのシェアは60.4%(前月比+2.6%)に増加。内訳等の詳細については、【下グラフ】を参照。
- また、公募投信の純資産残高は159兆5,892億円と3カ月振りに減少。
<グラフ:本邦ETF市場の概況(2021年11月)>
出典)日銀ウェブサイト及び投資信託協会ウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)①日本銀行ウェブサイト
②投資信託協会ウェブサイト