先日28日、ETF専門リサーチ・コンサル会社の英ETFGIより2022年1月のグローバルにおけるESG(Environment, Social and Governance;環境、社会、及びガバナンス)関連ETF・ETP市場の概況が発表された。
- 2022年1月末時点のグローバルにおけるESG関連ETF・ETPのAUM(Asset Under Management;純資産総額)は、前月比3.2%減の約379十億ドル(約43.6兆円)。1月中の純資産流入額は9.81十億米ドルとなった。内訳等の詳細については、【下グラフ】を参照。
- 2022年1月資金流入額上位20本のETFの中に、本邦籍ETFはなし。
- 2022年1月末時点のグローバルにおけるESG関連ETF・ETPの上場本数は954本(他市場への重複上場等を含めると2,730本)、ESG関連ETF・ETPの設定・運用を行うアセットマネジメント会社は188社、32か国・41取引所に上場している。
<グラフ:グローバルESG関連ETF・ETP市場の概況(2022年1月)>
出典)ETFGIウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成・一部加工。なお、ETP(Exchange Traded Product)はETF(Exchange Traded Fund;上場投資信託)に、ETN(Exchange Traded Note)やETC(Exchange Traded Commodity)、ETV(Exchange Traded Vehicle)等の亜流を加えた総称。ETFよりも概念が広い。
参照)ETFGIウェブサイト