先日7日、JPX傘下の大阪取引所より2022年8月の月間統計資料が公表された。
- 8月末における日経225オプション取引の建玉残高(未決済約定)は、プット・コール合計で前月16.4万枚増の約155.9万枚。ロシアによるウクライナ侵攻から半年が経過し、原油をはじめとした様々なモノ・サービスの値上がりが実体経済に与える影響を嫌気し、マーケットは再びリスクオフへ。 内訳の詳細は下【グラフ】を参照。
- 相場の強弱感を示す指標とされるプットコールレシオは前月末比0.043pts増の1.887ptsと、やや弱気に振れた。
<グラフ:日経225オプション日次建玉残高及び同プットコールレシオの推移>
出典)大阪取引所ウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)大阪取引所ウェブサイト