本日10時、JPX傘下の大阪取引所より2021年8月の月間統計資料が公表された。
- 8月末における日経225オプション取引の建玉残高(未決済約定)は、プット・コール合計で前月4万枚増の約149万枚。メジャーSQ・自民党総裁選を来月に控え、ボラティリティ上昇に備えたポジションが増加(筆者注;菅首相の総裁選不出馬表明は9月3日午後)。 内訳の詳細は下【グラフ】を参照。
- 相場の強弱感を示す指標とされるプットコールレシオは前月末比0.072減ptsの1.548ptsと、やや強気に振れた。
<グラフ:日経225オプション日次建玉残高及び同プットコールレシオの推移>
出典)大阪取引所ウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)大阪取引所ウェブサイト