先月30日、中国期貨業協会(CFA)より2023年6月の中国6大取引所(上海、大連、鄭州、CFFEX、INE、広州)のデリバティブ取引高(確定版)が公表された。
- 2022年12月より新たに広州期貨交易所(広州先物取引所)が開設されたことから、算定対象に加えている。
- 2023年6月における中国6大取引所のデリバティブ総取引高は前月比4.43%減の7億8664万8,968枚と活発な取引がなされたため前月に引き続いて過去最高圏を維持、同デリバティブ総約定代金(想定元本ベース)は同7.28%減の46.70万億人民元となった。取引所別の内訳等の詳細については、下【グラフ】を参照。
- また、2023年1月~6月までの中国6大取引所のデリバティブ累計取引高は前年同期比29.71%増の約39億5,088万枚、デリバティブ累計約定代金(同)は同1.80%増の262万1,300億人民元となった。
<グラフ:中国6大取引所のデリバティブ取引高推移(~2023年6月)>
出典)CFAウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)中国期貨業協会ウェブサイト