みちのく金融マンのつぶやきブログ(旧「メタセコイアの宿り木で」)

みちのくを拠点に生活している金融業界歴十数年のサラリーマンです。心と身体を休めつつ、はんなりとした日々を送っています。

外貨両替

先日、海外旅行や海外出張のときに余った外貨があったので、これを機に両替をしようと思い立った。保有していた外貨は、180USD=米ドル(AMEXブランドのトラベラーズチェック)、15EUR=ユーロ(券面に若干の汚れあり)、70GBP=英ポンド(2世代前のもの)、240RMB=人民元、及び200TWD=ニュー台湾ドルの5通貨。

 

まず伺ったのは、3メガバンク系列の両替所。GBPはヴァージョンが古いため、EURは汚れのために引き取りならず。トラベラーズチェックは私が中学生の頃のものだったので心配だったが、さすがは国際ブランドAMEXの力でそれなりに戻ってきた。次に伺ったのは、外国為替もやっている大手質屋さん。EURは引き取ってもらえたものの、GBPはNG。おいおい、基軸通貨の一つだろGBP。聞けば、GBPの発行元である英イングランド銀行BOE中央銀行)は偽札対応で頻繁にヴァージョンを変えており、しかも移行期間が短いので早めの両替をお勧めしているとのこと。

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Old banknotes(GBP)

 

最後の砦、Google先生で可能性があると言われたゆうちょ銀行にGBPを持ち込み。結果は、、、ダメでした。ブラックライトにも、識別機に反応しないため両替は不可能との由。どうしても両替したいなら、本国のBOEに郵送(勿論すべて英語)すればやってくれるらしいが、そんな気力はない。仕方がないので、GBPUNICEFにでも寄付しようかと。かかった時間は計4時間で、占めて2万5,116円(交通費や各種手数料除く)也。

【一口メモ】

現ナマで持っておいてよいのは、基軸通貨たるUSDとEURのみ(紙幣の更新頻度の多いGBPは不可)。年に1度の棚卸しの際にまとめておき、タイミングを見計らって両替するべし。

P.S. 70GBPとその他の外国コインは、6日付で日本ユニセフ協会に郵送で寄付しました。子供たちの役に立ってくれるといいなぁ。23日付で日本ユニセフ協会から募金受領証を受領しました。

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letter from unicef-japan