みちのく金融マンのつぶやきブログ(旧「メタセコイアの宿り木で」)

みちのくを拠点に生活している金融業界歴十数年のサラリーマンです。心と身体を休めつつ、はんなりとした日々を送っています。

地震・雷・火事・コロナ

世の中で特に怖いとされているものの喩えに、「地震・雷・火事・親父」がある。なかでも、私がよく遭遇すると思うのが地震と火事、そして雷である。

 

地震と言えば、最近は茨城県や長野県を震源とするものが多頻度で起きている。雷については今日は昼までは晴れていたのに、夕方になると曇りはじめてゴロゴロと鳴り出した。携帯電話のエリアメールでは「大気が非常に不安定なため、午後は落雷に注意」という情報が来るものの、その場合には近場のビルに避難するとか具体的な対処法を書いてほしいと思う。ちなみに、Google先生によれば雷による年間平均死亡者数は約20人(補足:日本全国では年間数百万回の落雷が発生)でリスクの軽重は判然としない。また、火事についても「火事と喧嘩は江戸の華」の言葉に違わず、東京都内ではかなりの確率で消防自動車を目にする。

思い起こせば、私たちは意外に日々リスクと隣り合わせの生活をしている。

 

人災はリスクマネジメントによってその影響をある程度はコントロールできるが、天災となるとそうはいかない。目下、国民が声をそろえて怖いという天災は「コロナ」を置いて他はないだろう。人災の最たる例(?)であった親父も昔のようにちゃぶ台をひっくり返して、言うこと聞かなければ拳骨といったイメージもなくなってきたことから、コロナに指定席を譲るいいタイミングかもしれない。

令和の世、親父の威厳=父権は拳骨でもちゃぶ台返しでもない態度で示せばよい。