みちのく金融マンのつぶやきブログ(旧「メタセコイアの宿り木で」)

みちのくを拠点に生活している金融業界歴十数年のサラリーマンです。心と身体を休めつつ、はんなりとした日々を送っています。

若者言葉

土日に近くのジェラート屋さんの前を通りがかった時のこと。

ジェラートを食べた女子学生たちが口々に、「やばーーーい」「なし寄りのありかなぁ」「えー、私は全然ありだよー」ときゃいきゃい言っていた。

 

自分なりに彼女たちのジェラート評価を相対化すると、

 「マジでヤバい!!」←普通に聞くと否定的に思われるが、実は最上級の褒め言葉

 「ヤバい!

 「あり寄りのあり

 「あり」←頭に「全然」を付けると、「あり寄りのあり」に近づく?

 「あり寄りのなし」←実は普通よりも下?

 「普通」

 「なし寄りのあり」←微妙と同義?

 「なし又はないわー

 「なし寄りのなし

 「ちょっとマジでありえないんですけど」←聞いていないので想像w

と相なった。なんだか神社のお御籤みたいで、普通の3段階・5段階評価よりもレパートリーが広い。

個人的には否定的ニュアンスのする「ありよりのなし」が実はそこそこいい評価(小吉みたいなものか)なのが面白かった。言葉の乱れを気にする人もいるかもしれないが、改めて若者言葉の表現力の豊かさに気付かされた。