土日に近くのジェラート屋さんの前を通りがかった時のこと。
ジェラートを食べた女子学生たちが口々に、「やばーーーい」「なし寄りのありかなぁ」「えー、私は全然ありだよー」ときゃいきゃい言っていた。
自分なりに彼女たちのジェラート評価を相対化すると、
「マジでヤバい!!」←普通に聞くと否定的に思われるが、実は最上級の褒め言葉
「ヤバい!」
「あり寄りのあり」
「あり」←頭に「全然」を付けると、「あり寄りのあり」に近づく?
「あり寄りのなし」←実は普通よりも下?
「普通」
「なし寄りのあり」←微妙と同義?
「なし又はないわー」
「なし寄りのなし」
「ちょっとマジでありえないんですけど」←聞いていないので想像w
と相なった。なんだか神社のお御籤みたいで、普通の3段階・5段階評価よりもレパートリーが広い。
個人的には否定的ニュアンスのする「ありよりのなし」が実はそこそこいい評価(小吉みたいなものか)なのが面白かった。言葉の乱れを気にする人もいるかもしれないが、改めて若者言葉の表現力の豊かさに気付かされた。