つい先日、突然携帯電話のインターネット接続ができなくなった。
→SIMカードを交換するなど手を尽くしたものの症状は改善せず、結局機種変更をせざるを得なく。あんなに苦労してゲットしたマイナポイントが機種変更代へと消えました。。。TT
まちなかで買い物しようにも、●●Payや▲▲払いなどといったスマホの決済アプリが起動しないため、慌てて銀行で現金を下ろす羽目に。ブログを更新するのは勿論、LINEも、検索エンジンも、家計簿アプリも電車の乗換案内アプリも一切できない。これには正直参った。
思い返せば、学生時代には今あるアプリサービスのほとんどはその姿はなく、個別にマニュアルで行っていた。今はアプリが循環的に繋がっている(「アプリエコノミー」とでも言おうか)ので、大元のインターネット環境がなくなるとすべてが切断されてしまう。こうなると、まるで深い森の中に投げ出された登山家(しかもコンパスなし)のようだ。
巷では、決済アプリの弱点・盲点を突いた銀行口座からの預金不正引き出し事件が新聞紙面を賑わせている。確かに、これらのアプリは私たち現代人の生活を便利にしてくれたことは否めない(私も恩恵にあずかっている)。ただ、本来便利さと安全・安心は同時に並び立たなければいけないはずだが、いつの間にか「キャッシュレス」とか「デジタル化社会の推進」といった言葉に踊らされ、取り敢えずサービスを普及させることを優先したツケがきているのではなかろうか。これを機に、デジタル時代のあるべき姿を描きなおすのも一考に値すると思うのである。