本日、JPX傘下の大阪取引所より2021年12月の月間統計資料が公表された。
- 12月末における日経225オプション取引の建玉残高(未決済約定)は、プット・コール合計で前月43.9万枚減の約110.7万枚。オミクロン株の発生やウクライナ情勢など懸念材料が相次ぎ、年末年始を挟んで投資家の間で保有ポジションを手仕舞う動きが急速に広がった。 内訳の詳細は下【グラフ】を参照。
- 相場の強弱感を示す指標とされるプットコールレシオは前月末比0.208増ptsの1.914ptsと、大幅に弱気に振れた。
<グラフ:日経225オプション日次建玉残高及び同プットコールレシオの推移>
出典)大阪取引所ウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)大阪取引所ウェブサイト