本日8日、JPX傘下の大阪取引所より2022年10月の月間統計資料が公表された。
- 10月末における日経225オプション取引の建玉残高(未決済約定)は、プット・コール合計で前月3.0万枚増の約168.4万枚。他の先進諸国と比べてインフレ幅が小さいことが評価されたが、今後の本邦企業の業績は価格上昇をどう商品・サービスへと転化できるかにかかっているものと推測される。 内訳の詳細は下【グラフ】を参照。
- 相場の強弱感を示す指標とされるプットコールレシオは前月末比0.111pts減の1.761ptsと、強気に振れた。
<グラフ:日経225オプション日次建玉残高及び同プットコールレシオの推移>
出典)大阪取引所ウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)大阪取引所ウェブサイト