本日、中国期貨業協会(CFA)より2022年4月の中国5大取引所(上海、大連、鄭州、CFFEX、INE)のデリバティブ取引高(確定版)が公表された。
- 2022年4月における中国5大取引所のデリバティブ総取引高は前月比29.26%減の4億6,932万9,307枚、同デリバティブ総約定代金(想定元本ベース)は同28.23%減の40万8,500億人民元となった。取引所別の内訳等の詳細については、下【グラフ】を参照。
- また、2022年1月~4月までの中国5大取引所のデリバティブ累計取引高は前年同期比19.54%減の約20億279万枚、デリバティブ累計約定代金(同)は同10.59%減の169万4,600億人民元となった。
- 深圳や上海などの一部大都市でロックダウンが長期化し、実体経済への影響が懸念され始めた。
<グラフ:中国5大取引所のデリバティブ取引高推移(~2022年4月)>
出典)CFAウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)中国期貨業協会ウェブサイト