先日18日、ETF専門リサーチ・コンサル会社の英ETFGIより2022年10月のグローバルにおけるETF・ETP市場の概況が発表された。
- 2022年10月末時点のグローバルにおけるETF・ETPのAUM（Asset Under Management；純資産総額）は、前月比6.2%増の約8.87兆ドル（約1,241兆円）に。10月中の純資産流入額は116.12十億米ドルとなり、1～10月までの累計流入額は708.37十億米ドルに。この結果、41か月連続でETF・ETP市場は資金流入超となった。内訳等の詳細については、【下グラフ】を参照。
- 当月資金流入額上位20本のETFの中に本邦籍ETFはなし。20本の内訳は、米国籍が18本、香港・英国が各1本だった。
- 2022年10月末時点のグローバルにおけるETF・ETPの上場本数は10,954本（他市場への重複上場等を含めると22,691本）、ETF・ETPの設定・運用を行うアセットマネジメント会社は661社、63か国・81取引所に上場している。
＜グラフ：グローバルETF・ETP市場の概況（2022年10月）＞
出典）ETFGIウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成・一部加工。なお、ETP（Exchange Traded Product）はETF（Exchange Traded Fund；上場投資信託）に、ETN（Exchange Traded Note）やETC（Exchange Traded Commodity）、ETV（Exchange Traded Vehicle）等の亜流を加えた総称。ETFよりも概念が広い。
参照）ETFGIウェブサイト
