本日31日、中国期貨業協会(CFA)より2023年7月の中国6大取引所(上海、大連、鄭州、CFFEX、INE、広州)のデリバティブ取引高(確定版)が公表された。
- 2022年12月より新たに広州期貨交易所(広州先物取引所)が開設されたことから、算定対象に加えている。
- 2023年7月における中国6大取引所のデリバティブ総取引高は前月比3.98%増の8億1,784万4,472枚と活発な取引がなされたため前月に引き続いて過去最高圏を維持、同デリバティブ総約定代金(想定元本ベース)は同7.89%増の50.39万億人民元となった。取引所別の内訳等の詳細については、下【グラフ】を参照。
- また、2023年1月~7月までの中国6大取引所のデリバティブ累計取引高は前年同期比27.88%増の約47億7,229万枚、デリバティブ累計約定代金(同)は同1.33%増の312万5,200億人民元となった。
<グラフ:中国6大取引所のデリバティブ取引高推移(~2023年7月)>
出典)CFAウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)中国期貨業協会ウェブサイト