本日4日、中国期貨業協会（CFA）より2020年12月の中国5大取引所（上海、大連、鄭州、CFFEX、INE）のデリバティブ取引高（確定版）が公表された。いちはやくコロナを抑え込み、5大取引所の合計取引高は7億枚超と過去最高に。
- 2020年12月における中国5大取引所のデリバティブ総取引高は前月比20.64％増の7億7,267万4,911枚、同デリバティブ総約定代金（想定元本ベース）は同18.45％増の55万700億人民元となった。取引所別の内訳等の詳細については、下【グラフ1】を参照。
- また、本年1月～12月までの中国5大取引所のデリバティブ累計取引高は前年同期比55.29％増の約61億5,263万枚、デリバティブ累計約定代金（同上）は同50.56％増の437万5,300億人民元となった。
＜グラフ1：中国5大取引所のデリバティブ取引高推移（～2020年12月）＞
また、2020年11月に上海国際エネルギー取引所（INE）に上場した人民元建て銅先物は、年末年始を控えて取引高・建玉はともに伸び悩み。下【グラフ2】を参照。
＜グラフ2：INE人民元建て銅先物の取引高等推移（上場来～）＞
出典）CFA及びINEウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照1）中国期貨業協会ウェブサイト
http://www.cfachina.org/servicesupport/researchandpublishin/statisticalsdata/
参照2）INEウェブサイト
