先日5日、JPX傘下の大阪取引所より2022年7月の月間統計資料が公表された。
- 7月末における日経225オプション取引の建玉残高(未決済約定)は、プット・コール合計で前月8.1万枚増の約139.4万枚。ウクライナ侵攻に加え、8月上旬にペロシ米下院議長の訪台が予定されているなど、地政学的なリスクの高まりを受けて投資家の間にリスク・オフの動きが広がった。 内訳の詳細は下【グラフ】を参照。
- 相場の強弱感を示す指標とされるプットコールレシオは前月末比0.139pts増の1.844ptsと、大きく弱気に振れた。
<グラフ:日経225オプション日次建玉残高及び同プットコールレシオの推移>
出典)大阪取引所ウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)大阪取引所ウェブサイト