本日7日、JPX傘下の大阪取引所より2023年3月の月間統計資料が公表された。
- 3月末における日経225オプション取引の建玉残高(未決済約定)は、プット・コール合計で前月4.0万枚減の約146.9万枚。米中堅銀行3行の破綻・清算やUBSによるクレディ・スイスといった大型ニュースが相次いだものの、本邦金融機関の信用不安までには至らず。 内訳の詳細は下【グラフ】を参照。
- 相場の強弱感を示す指標とされるプットコールレシオは前月末比0.113pts減の1.630ptsと、やや強気に振れた。
<グラフ:日経225オプション日次建玉残高及び同プットコールレシオの推移>
出典)大阪取引所ウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)大阪取引所ウェブサイト