先日6日、JPX傘下の大阪取引所より2023年9月の月間統計資料が公表された。
- 9月末における日経225オプション取引の建玉残高（未決済約定）は、プット・コール合計で前月8.6万枚減の約149.8万枚。土壇場までもつれ込んだ米国債務上限問題を受けて、万が一（米連邦政府機関の停止）に備えてポジションを手じまった先が多かったと推測される。 内訳の詳細は下【グラフ】を参照。
- 相場の強弱感を示す指標とされるプットコールレシオは前月末比0.039pts増の1.677ptsと、やや弱気に振れた。
＜グラフ：日経225オプション日次建玉残高及び同プットコールレシオの推移＞
出典）大阪取引所ウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照）大阪取引所ウェブサイト
