本日、投資信託協会から2022年12月末時点における本邦ETF市場に係るデータが公表されていたので、日本銀行が進めるETF買入れ状況と合わせて概観する。
- 2022年12月末時点の国内籍ETFの純資産残高は前月比2兆9,119億円減の59兆1,651億円。日銀が買入れを進めるETFの残高(簿価)は36兆9,446億円(設備・人材投資に係るものを含む)と増加したため、簿価ベースのシェアは62.4%(前月比+3.0%)に上昇。内訳等の詳細については、【下グラフ】を参照。
- また、公募投信の純資産残高は157兆1,991億円と3カ月振りの減少。
<グラフ:本邦ETF市場の概況(2022年12月)>
出典)日銀ウェブサイト及び投資信託協会ウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)①日本銀行ウェブサイト
②投資信託協会ウェブサイト