先日1日、中国期貨業協会（CFA）より2023年8月の中国6大取引所（上海、大連、鄭州、CFFEX、INE、広州）のデリバティブ取引高（確定版）が公表された。
- 2022年12月より新たに広州期貨交易所（広州先物取引所）が開設されたことから、算定対象に加えている。
- 2023年8月における中国6大取引所のデリバティブ総取引高は前月比15.38％増の94億5,092万2,910枚と活発な取引がなされたため、過去最高を更新。同デリバティブ総約定代金（想定元本ベース）は同18.92％増の60.67万億人民元となった。取引所別の内訳等の詳細については、下【グラフ】を参照。
- また、2023年1月～8月までの中国6大取引所のデリバティブ累計取引高は前年同期比30.82％増の約572億1,990万枚、デリバティブ累計約定代金（同）は同4.55％増の373万8,1200億人民元となった。
＜グラフ：中国6大取引所のデリバティブ取引高推移（～2023年8月）＞
出典）CFAウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照）中国期貨業協会ウェブサイト
