2日、中国期貨業協会(CFA)より2023年10月の中国6大取引所(上海、大連、鄭州、CFFEX、INE、広州)のデリバティブ取引高(確定版)が公表された。
- 2022年12月より新たに広州期貨交易所(広州先物取引所)が開設されたことから、算定対象に加えている。
- 2023年10月における中国6大取引所のデリバティブ総取引高は、国慶節(建国記念日)に伴う大型連休の影響で前月比26.28%減の5億4,239万1,038枚と大幅に減少。同デリバティブ総約定代金(想定元本ベース)は同21.78%減の40.27万億人民元となった。取引所別の内訳等の詳細については、下【グラフ】を参照。
- また、2023年1月~10月までの中国6大取引所のデリバティブ累計取引高は前年同期比29.82%増の約70億1,888万枚、デリバティブ累計約定代金(同)は同7.24%増の465万5,600億人民元となった。
<グラフ:中国6大取引所のデリバティブ取引高推移(~2023年10月)>
出典)CFAウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)中国期貨業協会ウェブサイト