4日、中国期貨業協会(CFA)より2023年11月の中国6大取引所(上海、大連、鄭州、CFFEX、INE、広州)のデリバティブ取引高(確定版)が公表された。
- 2022年12月より新たに広州期貨交易所(広州先物取引所)が開設されたことから、算定対象に加えている。
- 2023年11月における中国6大取引所のデリバティブ総取引高は、国慶節(建国記念日)に伴う大型連休の影響で減少した前月比26.28%増の7億9,093万5,453枚と大幅に回復。同デリバティブ総約定代金(想定元本ベース)は同36.32%増の50.90万億人民元となった。取引所別の内訳等の詳細については、下【グラフ】を参照。
- また、2023年1月~11月までの中国6大取引所のデリバティブ累計取引高は前年同期比27.89%増の約78億991万枚、デリバティブ累計約定代金(同)は同6.89%増の520万4,700億人民元となった。
<グラフ:中国6大取引所のデリバティブ取引高推移(~2023年11月)>
出典)CFAウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)中国期貨業協会ウェブサイト