みちのく金融マンのつぶやきブログ(旧「メタセコイアの宿り木で」)

みちのくを拠点に生活している金融業界歴十数年のサラリーマンです。心と身体を休めつつ、はんなりとした日々を送っています。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Yell

先日、我が家にいつも荷物を届けてくれる宅配便のお兄さんにいつもお疲れさまと言って缶コーヒーを手渡すと、「こんな時にまで、お気遣いありがとうございます。」と言われた。聞けば、新型コロナウイルスの影響でドア越しの受取り拒否・玄関での置き配(※)…

作り手の矜持

前職では金融商品を作っていた。と自己紹介すると、「えっ、金融商品を作るってどういうこと?」となり、説明に四苦八苦したことを思い出す。農家のように野菜や果物を見せたり、メーカーのように自社製品を見せるわけにもいかないし、医者や歯医者のように…

生きた言葉

世界における新型コロナウイルスの感染者数は600万人超、死者数は37万人超。 日々増えていく数字を見ながら、幼いころの湾岸戦争を思い出した。ニュースの中で出てくる言葉は多国籍軍の死者・負傷者数で、それが人の命のカウント数だと理解したのはだいぶ後…

デジタル化時代にあって

スマホにしてから、筆不精になった。ガラケー時代はLINEも問合せリアル(今では考えられないが)だし、ショートメッセージサービス(SMS)やメールも文字制限とかあったため仲の良い友人にはちょくちょく手紙を書いていた。それが、スマホ全盛期の今ではLINE…

「書く」ということ②

先日、「書く」ということという記事(6/1)で書いたが、書くという行為には先立って言語化があり、ひいては物事の本質を理解するということが必要となる。ここ最近のニュースを見ていると、世の中には、どうも言語化はできるものの物事の本質を理解するとい…

備えあれば

今朝は、茨城県北部を震源とする地震で目が覚めた。ひとまずNHKをつけて震源地と避難の必要がないこと確認し、二度寝。 以前から、地震に対する備えはしてきた。私はとても臆病者なのである。毎年防災バックの中身を確認し、賞味期限が保たれるようにするの…

雨の日の記憶

家の近くには大きな公園があるため、気が向いたら散歩をしている。目下のお気に入りは、雨の日。人が少ないのはもとより、空気が新鮮に感じるからだ。傘はささず、UNIQLOの撥水パーカーを被り、颯爽と園内を歩く。 雨の日は土の匂いがより一層強くなり、普段…

「書く」ということ

ブログを始めて四日、「書く」ということの効用について認識させられた。 書くこととはすなわち言語化に他ならず、物事を理解することが必然的に求められる。理解するだけでは足りず、それを咀嚼して自分の言葉にすること、ここまでが一連の作業なのである。…