「今年は空梅雨か」と思っていたら、一転してここ数日はこれまでのうっ憤を晴らすかのような大雨☂に。場所によっては平年1か月分の雨が降ったところもあるらしく、21世紀になっても人間は天気にお手上げだ。
公園を散歩していると、雨のために緑がより濃くなったかのようだ。夏日が続いて下を向いていた紫陽花たちも生き返り、我が世の春ならぬ梅雨(?)を謳歌している。じめじめと鬱陶しく感じる梅雨も、これがなければ水不足となり素直に夏の訪れを喜べないというのであればなんだか許せる気がしてくるから不思議だ。四季ではないけれど日本に欠かせないもの、それが梅雨というものなのかもしれない。
雨が止み日が差したところで、どこからか蝉の声が響く。すぐそばに、夏の気配が迫っている。
‐7月9日追記‐
「令和2年7月豪雨」において被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。