とある山の帰り道、北秋田市の「名勝記念物・小又峡」なるものを目にしたので、折角だから寄り道をしてみようと車を向ける。細い山道をひたすら進み、太平湖畔にある遊覧船乗り場に到着。運悪く、船のメンテナンスで最終便を前に運航停止との案内を受けたものの、他の観光客と一緒に掛け合って臨時便を出してもらえることに＾＾（遊覧船運行会社の皆さん、ご厚意本当にありがとうございます！）
駐車場で念のための装備を整え、山を下り遊覧船乗り場へ。出港すると湖面の風が肌に当たり、少し肌寒い。15分ほどして、小又峡遊歩道入口に着岸。ここから2キロ弱のハイキングコースが整備されており、最終目的地である三階滝を目指す。
歩き始めから紅葉した木々が連なり、絶景の連続。思わず言葉を忘れて、ほぅーっと見入ってしまう。ダムを造った時にできた副産物とは言え、自然が醸し出す四季折々の美しい景観は何とも言えず心を打つ。川脇道をひたすら遡っていくのだが、どれも同じ景色はなく不思議とまったく飽きることがない。特に眼前に広がる紅葉と遠くに見える秋田の山々の緑のコントラストが見事だった。20分ほど遊歩道を歩き、ドドドドドドドドドーっと一層大きな音が聞こえてくると、これもまた見事な三階滝が迎えてくれた。まさに、名勝記念物の名に偽りのない滝で出会えたことに感謝。
マイナスイオンを体いっぱいに浴びて、ひとしきり満足した私は来た道を戻るのも楽しんだのでした。皆様、秋田にお越しの際は小又峡に是非寄ってみてください。一見の価値ありですよ♪
↓小又峡に興味を持った方は、こちら。
