先日7日、JPX傘下の大阪取引所より2021年9月の月間統計資料が公表された。
- 9月末における日経225オプション取引の建玉残高(未決済約定)は、プット・コール合計で前月1.5万枚増の約150.8万枚。中国の不動産開発大手・恒大グループの債務危機が明らかとなり、中国発の景気後退への不安感からグローバルで売りが優勢に。 内訳の詳細は下【グラフ】を参照。
- 相場の強弱感を示す指標とされるプットコールレシオは前月末比0.071増ptsの1.548ptsと、やや弱気に振れた。
<グラフ:日経225オプション日次建玉残高及び同プットコールレシオの推移>
出典)大阪取引所ウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成
参照)大阪取引所ウェブサイト