みちのく金融マンのつぶやきブログ(旧「メタセコイアの宿り木で」)

みちのくを拠点に生活している金融業界歴十数年のサラリーマンです。心と身体を休めつつ、はんなりとした日々を送っています。

登山⑩‗畚岳

「二度あることは三度ある」か、はたまた、「三度目の正直」か。

八幡平三大展望地として名高い畚岳(もっこだけ)は過去2回アタックを試みていたが土砂降り・濃霧のために断念していた。(涙)知名度的には日本百名山である八幡平が圧倒的に高いのだが、畚岳もその山容は引けを取らない。

 

夏の晴れた日を見計らって、東北自動車道から八幡平アスピーテライン経由で畚岳登山口へ。岩手県秋田県の境目に立つこの山は遠目でもよく目立つ(1番目の写真)。今回は先日黒倉山でお会いし仲良くなった男性(仮にAさんと言おう)とガイドさんも同行。3人で午前中に茶臼岳アタック(登山③)を済ましてからテンションを保ちつつ、本日2つ目の山となる。

最初はなだらかな道が続き、300m進んだところで塹壕のようなところを介した軽い登りが始まる。そのまま500mぐらい進み、残るは200mの直登。七時雨山や六角牛山を経験した私にとって、畚岳へのアプローチはとても優しいものだった。

およそ30分で山頂(1,578m、因みに岩手県側)に到着。あっけないほどだったが、そこからの眺望はまさに最高の一言。隣の八幡平はもちろんのこと、岩手・秋田の名峰が雲と同じ目線で見渡せる(4、5番目の写真)。雄大な景色を前に、3人は山頂でしばし沈黙。この壮大なパノラマを見れただけで、これまでの苦労が報われた気がした。

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Mt. Mokko-dake

下山途中、少し前方で「何かが動いたな?」と思ったらどデカい”熊用バズーカ”を構えた関東からの老夫婦が。何でも、私・水曜日のクマを本物のツキノワグマと思って撃つ寸前だったとか。。。いやいや、取扱説明書にも「危険なので間違っても人に向けてはいけません」とあるでしょ!!熊用バズーカを構える暇があるなら、対象物をもっとよく見て欲しい。最後の最後にヒヤリとした一コマでした。

 

↓畚岳に興味を持った方は、こちら。

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