”里山シリーズ”第4弾は、宮沢賢治のふるさとは花巻から。今回の舞台は、その昔、詩人・高村光太郎が疎開していたとされる高村山荘からほど近くに鎮座する里山、その名も八方山(はっぽうざん)。
県道37号線から脇道に入ると案内板もなく、八方山登山口を見つけるのに一苦労。すぐそこにあるのに近づけないもどかしさよ。付近を車で探索すること30分ほど、漸く養豚場脇にある登山口を無事に発見。
ホッとしたのも束の間、ロスした時間を取り返すべく装備に着替えて入山。入り口は見事な松林が出迎えてくれ、徐々にブナなどの照葉樹が入り混じるように。登りもとても緩やかで、終始横尾根のような登山道(1・2番目の写真)が続いて歩きやすい登山道だ。途中、有名な「八方ザウルス」(3番目の写真、年々歯が抜けているらしい。)を発見し、この日のテンションはアゲアゲに。w
長い横尾根を行った先には鬱蒼とした杉林があり、ここで尻平登山口と合流。頂上まであと750mとなり、傾斜もきつくなってくる。一歩ずつ足を進め、照葉樹林帯を抜けて視界が開けると清水観音堂のある八方山山頂(716.5m)に到着。花巻の市街地が一望でき、とても気持ちの良い空間でした。
■備考:N/A
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