みちのく金融マンのつぶやきブログ(旧「メタセコイアの宿り木で」)

みちのくを拠点に生活している金融業界歴十数年のサラリーマンです。心と身体を休めつつ、はんなりとした日々を送っています。

登山㉕_ふたたびの東根山(リベンジ)

以前一度、東根山には登っている(登山⑤)ものの、その時は最高地点である1等三角点を見逃していたことに後から気が付いた。「いつかチャンスがあればもう一度登りたい!」と強く思っていただけに、登れる山が限られる晩秋は絶好のタイミングだった。

 

東根温泉「ラ・フランス館」近くにある東根山登山口へ車を止め、いそいそと冬山登山用の装備に着替える。入り口から早くも獣臭さがプーンと漂っていたものの、覚悟を決めて入山。杉林のアプローチが長く続き、空からはちらりちらりと小雪が舞いだす。急ぐ気持ちを抑えつつ、一歩一歩足を進める。途中、杉林の中で何かガサゴソと動くものを見つけたので「ツキノワグマか!」と身構えていたら、ひょっこりと顔をのぞかせたのは天然記念物のニホンカモシカ(2番目の写真)。まさかのリアル”シシ神”様に会える日が来るとは♪ 車越しに見かけたことは何度かあったものの、ここまでの至近距離は初めてだったので私には嬉しい出会いとなった。

 

杉林を抜けると照葉樹林帯に出るが、夏の登山時とは打って変わって明るい表情を見せる。鬱蒼とした深緑のイメージが紅葉と日の光が相まって、山そのものの雰囲気まで変わってみせるのだから不思議だ。特に危なげなく登山道を進むと、2時間弱で稜線の展望地(4番目の写真)へと到着。以前はここで引き返してしまったが、今日はここからもうひと頑張りして頂上にある1等三角点を目指す。西和賀方面からの強い風を受けつつ、最後のアプローチを終えると東根山山頂(928m、最後の写真)に到着。ようやく想いを果たすことができ、ホッとしたのも束の間、一気に天候が悪化し、吹雪いてきたので来た道を慌てて引き返すことに。この山は、また春に来よう^^

 

■備考:岩手20名山、紫波三山

f:id:fin-agora-3:20201104164538j:plain

f:id:fin-agora-3:20201104164548j:plain

f:id:fin-agora-3:20201104164559j:plain

f:id:fin-agora-3:20201104164608j:plain

f:id:fin-agora-3:20201104164623j:plain

Mt. Azumane-yama

 

↓東根山に興味を持った方は、こちら。

www.yamakei-online.com