本日13日、ETF専門リサーチ・コンサル会社の英ETFGIより2020年10月のグローバルにおけるETF・ETP市場の概況が発表された。
- 2020年10月末時点のグローバルにおけるETF・ETPのAUM(Asset Under Management;純資産総額)は前月比1.2%減の約6.81兆ドル(約716兆円、過去3番目)。10月中の純資産流入額は52.21十億米ドルと高水準を維持し、本年1月から10月までの累計純資産流入額は539.58十億ドルに達した。内訳等の詳細については、【下グラフ】を参照。
- 当月資金流入額上位20本のETFの中で、本邦ETFは2本(野村AMのTOPIX上場投信と日興AMの上場インデックスファンドTOPIX)。
- 2020年10月末時点のグローバルにおけるETF・ETPの上場本数は8,508本(他市場への重複上場等を含めると16,897本)、ETF・ETPの設定・運用を行うアセットマネジメント会社は495社、59か国・73取引所に上場している。
<グラフ:グローバルETF・ETP市場の概況(2020年10月)>
出典)ETFGIウェブサイトに掲載されたデータをもとに、筆者にて作成・一部加工。なお、ETP(Exchange Traded Product)はETF(Exchange Traded Fund;上場投資信託)に、ETN(Exchange Traded Note)やETC(Exchange Traded Commodity)、ETV(Exchange Traded Vehicle)等の亜流を加えた総称。ETFよりも概念が広い。
参照)ETFGIウェブサイト