先月、県を跨いでの移動が解禁されると自然に足は東北地方へ。
宿とレンタカーを手配し、東京駅から東北新幹線に飛び乗る。いつもなら人でいっぱいの自由席には私のほか数人しかおらず、不思議な気分だった。JR盛岡駅で下車し、レンタカーを借りて「いざ出発！」。ペーパードライバー歴20年（！？）の私が数年ぶりにハンドルを握るので、緊張で手汗が凄いことに。ああっ、言ってるそばからアクセルとブレーキ踏み間違えたし。地味に凹むアラフォー。涙TT
腹をくくって車を出してみると、これが意外に面白い。「やばい、空気も美味しいし、これハマるかもしれん」。ナビに沿って道幅の大きな道を選んで東北は岩手の大地を疾走、途中の道の駅（「雫石あねっこ」）では地元の人たちの作った団子を買い食い。金欠だった学生のころと違って資本力は段違いなので、いやー本当に大人万々歳ですわ！ｗ 道草＆恐る恐るの運転だったので、予定より遅れて今夜の宿（＝”日本の秘湯100選”の一つ）に到着。美味しいご飯を堪能し、死ぬほど熱く＆ブヨが飛びまくる露天風呂に浸かった後、明日に備えてしばし眠りにつく。
翌朝、お腹いっぱいにご飯を食べて登山ウェアに着替えた私は、今回の旅のターゲットである花の名峰・秋田駒ケ岳（1,637m）の登山口に立っていた。昨晩のうちに書いておいた登山計画書（登山届）をポストに投函し、午前9時過ぎに登山を開始した。→part2に続く
