本日開催の金融政策決定会合において、日銀は大規模な金融緩和の維持を決定。
2010年12月の制度開始以来の日銀による指数連動型上場投資信託受益証券(ETF)及び不動産投資法人投資口(J-REIT)の買入れ推移は、以下の通り。
7/31追記 一部数値に誤り(本来は6月末時点の数値にすべきところ、7月10日の数値になっていた)がありましたので、修正(青文字)致しました。大変申し訳ございません。mm
- 日銀によるETF買入れ状況について、2020年6月単月の買入回数・総額は28回・6,270億円(うち、設備・人材投資に係るものは22回・264億円)で、これまでの累積買入れ額(取得簿価)は33兆1,779億円(うち、設備・人材投資に係るものは1兆2,420億円)となった。詳細については、【下表及び下グラフ】を参照。
- また、6月12日に開始したETF貸付制度について6月末時点のETF貸付残高は101億円となった。日銀の事前予想を下回る規模に止まっており、ETFマーケットメイカー(値付け業者)等による今後の利用促進が求められる。
- 同様に日銀によるJ-REIT買入れ状況について、2020年6月単月の買入回数・総額は8回・120億円、これまでの累積買入れ額(取得簿価)は6,370億円となった。
出典)日本銀行ウェブサイトに掲載されたデータ並びに日興アセットマネジメントの販売用資料などを参考に、筆者にて作成・一部加工
参照)日本銀行ウェブサイト