みちのく金融マンのつぶやきブログ(旧「メタセコイアの宿り木で」)

みちのくを拠点に生活している金融業界歴十数年のサラリーマンです。心と身体を休めつつ、はんなりとした日々を送っています。

登山㉖_南昌山

冬も間近に迫り、徐々に登れる山も少なくなってきた。どこか気軽に登れそうな山はないかとまたも地図帳を開いたところ、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の舞台として有名な南昌山が目に留まる。私も小さい頃に読んだけれど、不思議な世界観の話だった。。。そう言えば近くを車で通っていたけど登ったことはないな…と気づけば、車を走らせている自分がいた。

 

登山前に、町道矢櫃・南昌山線(注:2020年度は11月12日より冬期通行止め)入口にある名瀑「幣懸(ぬさかけ)の滝」(1番目の写真)へ。難読な名前は、山神様に捧げる幣(へい:お祈りの時に使う紙を切って垂らすもの。御幣ともいう。)を奉納したことに由来するものだとか。霊感の全くない私が言うのもなんですが、何とも清々しい場所でした。

滝を後にし、町道を上へ上へと登っていくと道端の木立が競い合うかのようにその美しい紅葉を見せてくれる(2番目の写真)。落ち葉もカーペットのように道路に敷き詰められており、目で見ているだけで楽しい。登山道入口にある駐車場に着くとシダ類の緑も加わって、まるで色の見本市を見ているかのよう。

 

この登山道は平易とあったので、最低限の装備だけを整えて出発。なるほど、手入れが行き届いており、山頂までは単調な階段が続く(5番目の写真)。簡単かと思いきや、自分の歩幅と階段幅が合わず、徐々に体力を削られていく破目に。それでも登り始めること20分弱ほど、無事に山頂(848m)に到着。雨に降られて展望こそ良くなかったものの、当初の目的であった登ったぁー!という満足感を味わうことができました♪^^

 

■備考:岩手20名山、紫波三山

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Mt. Nansho-zan

 

↓幣懸の滝、南昌山に興味を持った方は、こちら。

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